『初恋ウエディング』キャラ紹介
連日更新です。さすがに新刊が2冊だとブログの更新もせわしないですね!
なんだか賑やかな気がして楽しいです
本日は、末日発売の『初恋ウエディング』(リンクスロマンス/イラスト:小椋ムク先生)のキャラ紹介をお送りいたします。
まずは、公式のあらすじから。
あらすじ:
父子家庭で育った静木拓実の夢は、幸せな家庭を築くこと。
しかし拓実は、「人の体温が苦手でろくに相手に触れない」
という悩みを抱えていた。ある日、結婚半年の妻に金を持ち去られ、
さらにアパートの立ち退きに遭い、妻の連れ子の愁と路頭ち迷ってしまう。
そんな時、若手社長になっていた、高校時代の友人・萩薗偉付きと再会する。
尊大ながらも面倒見のいい偉月に「うちに住めばいい」と誘われるが、
実は拓実が人の体温を苦手になったのは、偉月が原因で――?
こちらも的確すぎるあらすじでキャラ紹介がいらない気もしますが、いちおう、プロットから書き出してみますね。
受:静木拓実(しずきたくみ)
他人との接触が苦手でセックスができないが、どうしても幸せな結婚がしたくて、結婚相談所に登録し、状況を理解し納得してくれた女性と無事に結婚。妻の連れ子がいる。
父子家庭で育ち、その父も中学のときになくして、父方の叔母の家で世話になって大きくなった。おっとりした性格だが、父がのんびりしたドジな人だったので、自分がしっかりしなければという気持ちが強い。が、一見しっかりしているようで意外とぬけていたりする。
あたたかくて安心できる「自分の家族」に強い憧れがある。統一感のある家具、手料理、お日様の匂いのするベッド、かわいいカーテン、元気な子供がいて、犬がいて、奥さんは明るくて優しくて……という、やや古風で夢見がちな「おうち」が理想。
茶色のふわふわっ毛。動物も子供が好きだが、他人(生き物)の体温が苦手なため、努力しないと触れない。でも本当はぎゅっとしたいしぎゅっとされたい。好きだった温もりが苦手になってしまった原因の攻のことは恨んでいる。
文武両道な攻の偉月に友達扱いされ、友達として憧れていたが、その憧れを押し倒してキスというかたちで壊されて以来、他人に触られる、触るのが過度に苦手になった。
攻:萩薗偉月(はぎぞのいつき)
拓実の高校時代の同級生。拓実の、自分の親や引き取ってくれた叔母夫婦のことを素直に好きだと言えるまっすぐさは、家族と仲の悪い偉月にとっては不思議かつ新鮮で、そういうところも含めて好きになるが、拓実が鈍くて気がつかないので、実力行使に及ぶ。だが、思いきり拒絶されてしまう。
とにかく拓実を溺愛しかまい倒したい。でもその構い方が俺様すぎるので意中の相手には怯えられたり嫌われたりする。
文武両道で優秀な人だが思い込みは激しい。拓実に拒絶されるものの、両思いを一方的に信じて疑わず、拓実のために嫌いだった稼業も継ぐ決意をした。
この二人のほか、拓実の奥さんの久未子と、彼女の息子である愁(小学二年生)がメインキャストです。
頑張りがずれているハイスペック残念な攻と、にぶいけど一生懸命な受の再会ラブロマンスです。
『初恋相手は神様、旦那様』とはまたちょっと違った感じながら、こちらもほっこり楽しんでいただけると思いますので、甘くて家庭的な雰囲気にひたっていただけたら嬉しいです。
- 2017.08.27 Sunday
- 作品あれこれ
- 09:49
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- by 葵居