葵居屋

小説を書いている葵居ゆゆのお知らせ用&日常ブログです。
ついったもやってます→@yuyualthaea

『覇王の愛する歌い鳥』特典まとめ

2023.10.18 Wednesday
0

    発売日をすぎてしまいましたが……

     

    『覇王の愛する歌い鳥』

    (ダリア文庫/絵:羽純ハナ先生)

    覇王帯なしカバー

    は現在絶賛発売中!

     

    ぜひぜひ読んでいただきたいです❤️

     

    今日は特典をご紹介しますね。

     

    まず、コミコミスタジオさん。

     

    🦜「覇王と歌い鳥の甘い甘い口づけ」(小冊子)

     

     こちらは、タイトルどおりキス特化の甘々幸せなSSです。

     本編のラストシーン手前、まだ離宮にいる頃のハイダル(攻)とアルエット(受)が、湖畔をお散歩しながららぶらぶ甘々するお話。

     ハイダル様がめちゃくちゃ溺愛していますので、本編プラスで甘味がほしい方にはおすすめです✨

     

     

     

     

    もうひとつは、ダリア文庫さんの協力書店さん共通特典です。

    アニメイトさん、ホーリンラブブックスさんなどでついてきます。

     

    🦜「羽まで愛されて」(ペーパー)

     こちらは王宮に戻ってからのお話。受のアルエット視点で、ハイダル様が可愛い伴侶を手に入れてうきうきしているのがお楽しみいただけるかと思います(笑)。アルエットの羽耳と尾羽はよく動くのですが、それをいつでも愛でたい王様と、嬉しいなと思っている鳥さんです。

     

    最後に、こちらはWEB企画になります。

    旧Twitterにて、今回もタグ企画を開催します。

    タイトルのタグをつけて感想をツイートしていただくと、お礼SSにご案内いたします。

     

    🦜「覇王のやきもち」

     

    こちらも王宮に戻ってからのお話。受け攻め両方の弟たちも出てきます。攻視点で、大人げないやきもちを焼きつつ、しれっといちゃいちゃする溺愛ぶりと、みんなで幸せな日々を送りはじめた様子がお楽しみいただけると思います!

     

    タグ企画のお礼SSは旧ツイッターにサンプル載せておりますが、こちらにも置いておきますね。

    画像なのでちょっと読みにくいと思いますが……。(タップで拡大できます)

    お礼SSサンプル

     

    ということで、今回はおまけで読めるSSは3本です。

    お好みにあいそうな方を選びつつ、WEB企画にはご参加いただければとても嬉しいです。

    本のご感想、SSのご感想ともに、よかったらお聞かせくださいませ。

     

    まずはなによりも、本が楽しんでいただけますように。

    過酷な少年時代を送り、いろんなことを知らないアルエットは、同時にずっと罪悪感にさいなまれて生きています。

    それでも学ぼう、罪を償おうとするまっすぐな姿勢とけなげさに、惹かれていく覇王がやがて愛を受け入れるまでのお話なので、秋の夜長に、しっとりと浸っていただけたら嬉しいです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    10月刊『覇王の愛する歌い鳥』カバー絵とキャラ紹介

    2023.10.09 Monday
    0

      こんばんは!

      J庭でばたばたしておりましたが、10月13日頃発売のダリア文庫

      『覇王の愛する歌い鳥』

      (イラスト:羽純ハナ先生)

      の発売が近づいてまいりました。

      今日から張り切って告知していきますので、どうぞよろしくおねがいします。

       

      まずは美麗すぎる表紙から。

      覇王の愛する帯つき

      ロマンチックなムードがあって美しいですよね。担当さんからは帯つきの画像しかいただいてないのですが、コミコミさんなどでは帯なしの画像もご覧いただけます。受さんのおみ足が……✨

       

      今回は、どんな話かと言いますと。

       

      「気持ちがいいと、おまえは声も甘くなる」――

      美しい歌声と容姿で人々を魅了する鳥人のアルエットは、故郷を滅ぼしたハイダル王の暗殺を企てる。歌娼として王宮に入り、夜伽の最中にハイダルの命を狙おうとするが、事情をしった彼に止められ、真の仇は別にいたことを知らされるアルエット。後宮で過ごす中、ハイダルの威厳のある王としての一面とは別に、自分を抱くときの優しさに触れ、しだいに心惹かれはじめて――。

       

      という、砂漠が舞台の、王様×鳥の獣人という組み合わせの恋のお話です。

       

      まずは、世界観からご紹介します!

       

      舞台は、広大な人の住めない砂漠の西側の縁にある、いくつもの国々がひしめく地域。

      もともとは小さな国ばかりでしたが、攻の王様が率いるオルニス国は、南方より、彼の祖父の代から少しずつ勢力を伸ばし、攻の代になって一気に五つの国を征服した強国です。武にすぐれた攻さんは、周辺国では覇王として恐れられる人物。

      オルニスはもともと過酷な環境の小国で、砂漠の中の塩田で塩を作り、それを売って生活をしてきた国でした。ほか、黒曜石が取れるので、オルニスでは人にも家にも装飾品として黒曜石を使いますが、ほかの国では見向きもされない宝石なので、これを身につけているために、攻も「黒き覇王」と呼ばれています。

      絵画の存在しない地域のため(とくに人物の絵は禁じられている)、攻の容姿はほぼ一般には知られていないのですが、噂話として、すごく恐ろしいとか、敵に容赦ないとか言われていて、恐れられています。受も出会うまでは、めちゃくちゃ恐ろしい暴虐な王だと思っています。

      受は「フウル族」と呼ばれる鳥人で、彼らだけの小さな国が、砂漠西辺境の北寄りにありましたが、そこもまた、オルニス国に吸収されてしまいます。

      この地域は人間が一番多いのですが、鳥人ほか、狼の獣人、うさぎの獣人、きつねの獣人などが少数ずつですが生活しています。なかでもフウル族が昔から住んできた土地は、オアシスのような場所で、貴重な湖と木々が茂る土地があります。

      そのため、周辺国から狙われることも多く、争いを好まない鳥人たちは、美しい若者を「愛鳥」として、つまりは人質として差し出すことで、攻撃を逃れてきました。鳥人は綺麗な羽耳と尾羽を持ち、容姿が美しいだけでなく、声もよく歌がうまいので、王宮での愛玩用として人気があります。ですが七年前にオルニスに征服され、鳥人たちは散り散りに。

      オルニス国が台頭したことで、少しずつ小さな争いは減ってきましたが、まだまだ国同士の争いも十分にありうる、という状況で、受は弟とともに、旅商にひろわれて育つのですが……。

       

      ではキャラクターを詳しめにご紹介していきます!

       

      受:アルエット

      薄茶の髪に翠色の瞳、綺麗に色のまじった飾り羽を持つ耳、桃色の尾羽。繊細で優しげな外見どおり、心根も優しく真面目で、思い詰めやすいところがある。両親を七年前の襲撃でなくし、旅商であるヤズという男に拾われる。これからは自分が弟を守らなければという一心で、過酷な扱いにも絶えてきたが、奴隷のように働かされてきたため、世間知らずな一面も。一途な分、意外と行動力がある。

      七年間ひどい扱いばかりされてきたので、愛情には飢えていて、大人に優しくされると些細なことでも驚いて喜ぶ。

      鳥人なので、宝物だと感じるものを貯めておいたり、食料を貯めておいたり(貯食)する、という本能がある。羽耳や尾羽は、感情や気分にあわせて動いたりしおれたりする。

      発情期あり。

      ヤズに命令され、背けばユーエにやらせると脅されて、ハイダルを暗殺しに王宮に送り込まれる。

       

      攻:ハイダル

      黒髪黒目、褐色の肌を持ち、長身、めぐまれた、体格で厳しさと神聖さを感じさせる彫りの深い顔立ち。王子時代から軍を率いてきた。体躯だけでなく精神的にも厳しさを持ち合わせており、敵対するものには苛烈、決めたことは即実行するタイプ。国外では傲慢で冷酷だと言われているが、治世者としては弱いものを助け、国民の人気が高い。民の教育にも熱心。

      戦ばかりが続く世を憂えており、これ以上の争いは避けたいと考えている。目下の悩みは大国でありオルニス国と対立しているバラーキート国との外交。ゆくゆくは王政をやめ、鳥人のような議会制の政治にしたいと考えていて、自身は妻を娶る気はない。王位は弟のジャダーロに譲るつもり。

       

      ほかのキャラクター:

      その1:ジャダーロ

      ハイダルの年の離れた弟。アルエットにもすぐなつくが、愛されて育っているせいか、やんちゃで奔放でわがまま(でも可愛い)。ハイダルのことは尊敬している。いずれは自分が王位を継ぐと言われていて、その自覚もある。偉そうな口の聞き方をするが内容は可愛く、偉そうにお菓子をすすめてくれたりする。

       

      その2:ユーエ

      アルエットの弟。兄によく似た外見で、羽の色は水色。兄がこの世で一番好き。アルエットが自分のために己を犠牲にしているのを知っていて、自分なりに兄を助けたいと、内緒で親方一座の慰み者になっている。したたかな考え方もでき、適当に媚を売ったりあしらったりすることにもためらいがないが、アルエットをがっかりさせるような悪事はけっしてしないと決めている。兄に似て頭もよく、けっこう図太い。

       

      その3:ヤズ

      アルエットとユーエを拾った旅商の親方。大物きどりで、自分を賢いと思っている。アルエットの美しさに目をつけ、将来使えるかもしれないと手元に置いていた。その後、アルエットをハイダル王の元へ刺客として送り込むことにする。

       

      その4:ガミル

      バラーキート国の王子。ハイダルとほぼ同じ年齢。バラーキート国はオルニス国と違い、以前から西の辺境では大きな国で、歴史があるのが自慢であり、オルニスなんか野蛮だと見下していているくせに、ハイダルをめちゃめちゃライバル視している。虚栄心が強く浪費家、強欲なナルシスト。他人の持っているものはすぐほしくなり、他国の貴族の妾を奪ったあと、飽きて殺したりする。バラーキート国王(父親)の意見や意図を無視して勝手なことをすることもしばしば。

       

      その5:オーム

      オルニスの王宮でアルエットの世話係になるきつねの獣人。明るくほがらかで親切。物おじしない性格で、使用人でありながら、ハイダルに遠慮なく意見することも。(王宮内ではハイダルはフランクな王で、不敬とかはあまり気にしないタイプ。使用人たちにも慕われている)ちょっと特殊な事情で、王宮で働いている。

       

      ……ということで、故郷を追われ、奴隷のように放浪する中で身体を売らされ、こき使われてまともに眠ることもできない生活を送っていた受が、親や一族の仇だから殺してこいと言われてハイダル王を狙うところからはじまるお話です。

       

      はじめは、アルエットにとってのハイダルは、一族の仇です。殺そうとするのは命じられたからで、アルエットの意思ではなく、憎む気持ちはないけれど、恐ろしい人だと思っています。

      そこからハイダルの人柄に触れ、自分のしてきたことを振り返り、罪をつぐないたいと思う一方で、ハイダルの公平さや誠実さ、王としての器を持ち合わせていて、むしろ穏やかな性格なことを知って、彼への印象、気持ちが変わっていきます。

      ハイダルのほうは、アルエットをはじめはあわれな鳥人の生き残りだと考えていますが、そのうち、生来の真面目さやまっすぐさ、優しさを知っていく……と、二人の気持ちが離れたところから近づいていく過程が、今回は楽しいかなと思います。

       

      私の中ではかなり王道なカップリングで、舞台も砂漠(のふちの国)なので、個人的ロマンがいっぱいつまったお話になりました。

       

      毎回ひっそりとチャレンジしている、エッチシーンでの新しい描写やこだわりも、今回も無事に書けました!

      せつないエッチシーンから甘々まで出てきますので、そこも含めて楽しんでいただけたら嬉しいです。

       

      羽耳の描写も気に入っていただけるといいな……。

      口絵は、お気に入りのシーンを描いていただいていますので、そちらもぜひお楽しみにです😊

       

      そんな『覇王の愛する歌い鳥』は

       

      10月13日頃発売

       

      です!

       

      ご予約は>>

      コミコミスタジオ

      アマゾン

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      特典紹介/皇たる鷹は若葉の月を寵愛する

      2023.09.15 Friday
      0

        こんばんは。

        『皇(おう)たる鷹は若葉の月を寵愛する』(リンクスロマンス)の、

        書店さんのサイトでの特典情報が出揃ったようなので、ブログでも詳細をお知らせします。

        予約や購入の際の参考にしていただければ嬉しいです!

         

        まとめ画像を作りましたので、ブログにも載せておきます。

        (タップで大きくなります)

         

        画像にあわせて特典をご紹介していきます😊

        書店名からは各書店の商品ページにリンクしてあります。

         

        特典1 コミコミスタジオ/アクリルコースター(有償)

            壱也先生のカバーイラストを使用したアクリルコースター。

            本代のほかにコースター代が必要になります。

            特典2の小冊子は自動で付属します。

         

        特典2 コミコミスタジオ/小冊子

            「若葉の月は猫より可愛い」というタイトルの攻め視点SS。

            本編後日談で、いちゃらぶデート(Hあり)です。

            受さんのツンデレ具合が個人的にいい感じに書けた気がしています。

            通常新書(1段組)で16ページ分と、多めのボリュームです。

         

        特典3 ホーリンラブブックスまんが王/ペーパー

            「月の午睡」というタイトルの攻視点SS。

            本編最後のHシーンと、ラストシーンのあいだくらいの話。

            だんだん自分のことを理解しはじめる攻さん。

            少し長くなってしまったので、両面印刷のペーパーです。

            HLBさん、まんが王さんどちらでも付属します。

         

        特典4 電子限定SS

            「後朝の祝い」というタイトルの攻視点SS。

            本編最後のHシーンの、翌朝のお話。あまあま。

            もぐもぐ甘いものを頬張る受さんが可愛く書けた気がします。

         

        🟥WEB企画用 おまけSS

        特典以外にもうひとつ、恒例のご感想へのお礼SSを用意しています。

        X(ツイッター)およびタイッツーで、タイトルタグ(#皇たる鷹は若葉の月を寵愛する)または名前タグ(#葵居ゆゆ)をつけて感想をツイートしていただくと、お礼SSにご案内するいつもの企画です。

        ぷらいべったーのリスインが不安定なので、今回はPW形式にしようと思っています。

        SSのタイトルは「推し活の嬉しい苦悩」というモブ視点のお話。

        受の緑月がちょっと恥ずかしい思いをします。

         

         

         

        ということで、今回は4本SSを書きました!

        コンプリートは難しいと思うので、タイトルや上記の紹介文を参考に、好きそうな特典のつくところでご購入いただければと思います。特典つきのところで買って感想をつぶやいていただければ2本読めるので、作品を気に入っていただけたら、お手数ですがツイート(ポスト)してやってくださいね。

        タグ企画については、またX(ツイッター)とタイッツーとで告知します。

         

        SS読むのも、よほど好きな作品じゃないとめんどくさいことのほうが多いと思うので、まずは本をしっかり楽しんでいただけますように。

         

        お試し読みは公式さんから発売前に公開になると思います。そちらもぜひチェックしてくださいませ!

         

         

        🦅関連リンク(ブログ内)😺

        キャラ紹介&あらすじ

          

         

            


        「皇たる鷹は若葉の月を寵愛する」キャラ&設定紹介

        2023.09.10 Sunday
        0

          こんばんは。

          本日は9月末日発売の『皇たる鷹は若葉の月を寵愛する』(リンクスロマンス/著:葵居ゆゆ/絵:壱也先生)のカバー画像おひろめと、

          物語世界(設定)の紹介、キャラクター紹介をお届けします。

           

          まずはカバー画像!

          皇たる鷹書影

          タップで大きくなります。

          紅い色あいが中華っぽい艶やかさでとっても素敵ですよね。

          何案かご提案いただき、担当さん、編集部のみなさんも含めて相談した結果、選んだ構図になっています。見ればわかるよって感じですが、後ろから抱き寄せているのが攻の静鷹、手前の美人さんが受の緑月です。

           

          お話の舞台となるのは、玖(きゅう)という国です。

          玖国は、赤(せき)氏を皇家とし、青(せい)氏、白(はく)氏、黄(おう)氏、墨(ぼく)氏の五つの貴族家系によって統治されており、泰平の世が続いて貴族文化も栄えています。国も豊かですが、長く同じ治世が続いているため、政治の仕組みは安定している一方で、宮廷内では各氏によるマウント合戦や権力争い、陰謀や足の引っ張り合いがうずまき、人間関係はどろどろしています。

          国内は五つの州にわけられ、赤氏が治めるのは直轄領になる、南渚州というところ。首都は玲汐(れいせき)という、古くから栄える大きな町です。

           皇帝たちが住み政が行われる宮も首都にあり、その中には、皇太子だけが生活する朱鷹殿(しゅようでん/ちなみにここは持ち主にあわせて呼び名が変わります)、皇太子の将来の腹心を育てる学園にあたる黒雀宮(こくじゃくぐう)もあります。

           

          配置図はこんな感じ(通路など途中で力尽きてますが目をつぶってください)。

          皇たる鷹宮中図

          こちらもタップして拡大でご覧ください。

           

          皇太子は次の統治者として皇族の中でも手厚く扱われていて、彼のためだけの後宮もあったりします。基本的には長男が世継ぎです。

          これは皇家(赤氏)以外の貴族も同じで、後継の資格がある長男は優遇されています。本家ならば次男でも同じ氏を名乗って貴族扱いされますが、分家の場合は、長男以外は、政府関係の仕事につかないと貴族の身分を剥奪される、といった具合。

          また、罪をおかすと、その度合いによっては、貴族の身分を剥奪されるのですが、家長が罪をおかした場合は、連帯責任で妻や子供もいっしょに貴族の身分を失います(ひどい)。

          政府の仕事には、貴族以外の人間が試験を受けることで登用されることもありますが、その場合は貴族にはなれません。

          さまざまなしきたりや祭事が規定され、華やかな貴族文化が根づいた世界ですが、様式美が尊ばれるのと同時に、「不運」や「不吉」や「穢れ」、それを連想させるものは忌み嫌われています。

          各氏はそれぞれ得意分野や素質が異なっており、なかでも特徴的なのは、「法術」を使える白氏と墨氏。不思議な力を特殊な方法で操ることができ、その中には呪術も含まれます。なので、「呪い」が信じられ、実際に存在する世界です。

           

          長くなりましたが、こんな感じの設定でお届けします。作中では必要なことだけ都度描写しておきましたので、中華系に馴染みがなくても、わかりにくい感じはしないと思います。というか、しないといいなと、願っています。

          適当に読み飛ばしていただいても全然大丈夫です。

           

          そんな世界で生きるキャラクターたちを、以下ご紹介します。

           

          【緑月/りょくげつ】受さん。

          十七歳。名前は五月の満月を意味する。健やかさを感じる美人で猫顔。一途な性格で気が強い反面、長年ひとりで頑張ってきた分、脆い部分も。頭はいいが、謀略や駆け引きは得意ではなく、人を疑うよりは信じる。正直だし素直な性格。

          白氏の末端の貧乏分家の生まれで、母は幼いころ亡くなり、父に育てられる。六歳のとき、その父が自死してしまう。本来なら忌み嫌われる自死のため、緑月は白氏の身分を剥奪されるはずだったが、州司(州で一番偉い人/白氏本家宗主がつとめている)の情けで親戚の家に預けられて育つ。不吉だと嫌われて育つが、「父が自殺するわけない」と信じる緑月は、真相を暴こうと、再調査を命令できるくらい出世するため、首都で黒雀宮に入ることにする。

          黒雀宮で目指すのは、将来の「比翼」。比翼は朝臣の中でもっとも高い身分で、皇帝の右腕に当たる存在。

           

          【静鷹/せいよう】攻さん。

          二十四歳。するどい目つきと恵まれた体躯を持ち、外見だけでも王者の風格。文武にすぐれ玖国は次の代も安泰だと喜ばれているが、同時に気難しく人嫌いだともっぱらの噂。皇太子のための後宮、雛姫宮(すうきぐう)の女性たちに対しては儀礼的で、黒雀宮の男性たちには難癖をつけて追い出すと言われている。ずっとそばにいられるのは灰藍だけとの噂。

          振る舞いは尊大かつ鷹揚。不義不忠、不正を嫌う。幼いころから陰謀うずまく世界で生きていることもあり、家族も含めて他人は信じない。許嫁だった従妹を殺し、弟も殺そうとした黒幕を暴こうとしている。

           

           

          せっかくなので、サブキャラクターもご紹介しておきます。

          【仔空/しあ】

          黒雀宮で緑月と同室になる、黄氏の青年。緑月と同い年(黒雀宮は数年に一度入宮試験があり、十七から二十四までの年齢で受験できるので、在籍者の年齢はばらばら)。明るくてわりとちゃっかり者で、誰にも警戒されない。緑月にも最初から好意的に接してくる。黄氏本家の人間で、宮内の事情にも詳しい。本人によれば、黒雀宮には仕方なく入っており、出世願望はない、とのこと。

           

          【灰藍/かいらん】

          静鷹のキャラ紹介で出てきた人。青氏の青年で、幼少期より静鷹の学友のひとりとして召し上げられ、唯一静鷹に気に入られ、ずっとそばに仕えている。真面目で、主である静鷹のことを一番に考えており、黒雀宮では、在籍する生徒(若雀と呼びます)には厳しく接し、静鷹にとって有益か無益か、あるいは有害かを見極めようとしている。

           

          【楓雨/ふうう】

          父の死のせいで地域ぐるみで敬遠されていた緑月に、態度を変えずに接してくれた数少ない人。緑月の父親の、歳の離れた友人だったため、緑月にとってはお兄さんのような存在。かつては首都で官吏を目指していたことがあるらしく、今は西嶺州(白氏の領地)で町の子供たちに勉強を教えている。緑月の勉強もみてくれたので、緑月は「先生」と呼んで心から信頼している。若いのに白(銀)髪。誰にも明かしていない秘密の過去を持ち、飄々として食えない性格。

           

          ほか、緑月をライバル視する墨氏の人とかも出てきたりします。

           

          それぞれのキャラにそれぞれ思惑があり、緑月も静鷹も、最初はお互いを利用してやる、という心づもりで接するのですが、事件やできごとを通して、二人のあいだには絆が生まれていく、というお話になっています。

          中華ものらしくお話の筋はわくわくできるように仕込んでみました! 担当さんはじめ編集部からも「面白い」と言っていただけたので、皆様にも読み終えたとき、「面白かった!」と言っていただけるといいなと祈っております。

           

          ご予約はコミコミスタジオさんでも開始になっています。

          ほか、ネット書店さん各所で予約可能ですので、ご都合のいいところでご予約いただくか、発売日以降にリアル店舗さんで探してみてください。

          書店さんによっては、レジで予約注文することもできますので、確認してみてくださいね。

           

          コミコミスタジオ(小冊子つき)

          アマゾン

          honto

          楽天ブックス

          ホーリンラブブックス

           

          特典情報については、別途記事にまとめます。

          そちらもあわせてチェックしてもらえたら嬉しいです!

           

          『皇たる鷹は若葉の月を寵愛する』(リンクスロマンス)は、9月29日(末日)発売です!

           


          『大好き、一緒に住もうよ』あらすじ&キャラ紹介

          2023.05.17 Wednesday
          0

            雨のあとに晴れると空気が爽やかで、わんことの散歩もすがすがしいです。

            初夏も好きな季節なので、小説でも書きたいなーと思ったりするのですが、意外とこの時期のお話は少ないかもしれません。

            今月発売の『大好き、一緒に住もうよ』(シャレード文庫/絵:八千代ハル先生)は、実は10月から2月にかけてのお話になっています。

            初夏発売なのに全然初夏じゃない……!

            回想シーンで出てくるのも6月なんですよね。

            でもでも、内容的にはいつ読んでいただいても大丈夫じゃないかな? という、受さんの傷も癒えてラブラブで幸せな関係に結ばれて終わるお話なので!

            楽しく読んでいただけたら嬉しいです!

             

            そんなわけで発売まであと1週間ちょっと。

            今日はあらすじと、キャラ紹介をお届けします。

             

            まずはツイッターでもお披露目している告知画像をどうぞ。

            大好き告知

            画像には特典情報もまとめてありますので、ちょっと便利かなと思います💕

             

            🍀あらすじ🍀

            「優しくし足りなかったみたいだから、もっと努力するよ」

            高校時代につらい経験をした希央は、トラウマを抱えて大人になり、社会人になっても仕事は続けられず、唯一の肉親である祖父も亡くしてしまう。そんなとき、無理して参加した飲み会で、憧れだった先輩の高瀬に再会した希央は、悪酔いを介抱してもらったうえ、なぜか彼と同居することに。労わるように優しく、時に甘やかしてくれる高瀬に傾く気持ちを止められない希央。だが高瀬には、大学時代からの恋人がいて……。ひとつ屋根の下で育まれる恋物語。

             

            🏠キャラ紹介🏠

            受:栄恵希央(さかえ・きお)

            きお

            社会人一年目。就職した矢先、唯一の肉親である祖父が亡くなり、失意から働けなくなってしまった。

            高校時代に好きになった人がいたが、彼との関係がトラウマになり、大学へは「恋愛をしない」と決めて進学。両親を母、父の順で病気で亡くして祖父に引き取られたこともあり、「迷惑をかけないようにしよう」という気持ちが強く、極力明るく振る舞っている。気を使いすぎるあまり、人と話しているときにあわあわして、フォローしようとかえってしゃべりすぎてしまったりする。

            高瀬はサークルの先輩。入学直後、見た目は完璧だが気さくで面倒見のいい高瀬の優しさに恋をしかけるが、彼と親しい別の先輩・宮城のことを知り、一瞬で終わる。でも、恋人がいるならかえってよかった、と思うことにして、以来、ひっそりと「素敵だなあ」とほのかな片思いをしてきた。再会後は、なぜかぐいぐい距離をつめてくる高瀬に戸惑いつつ、恋に踏み出す怖さと否応なく惹かれてしまうことのはざまで揺れ動く。

            ほわっとして棘のない、優しい外見。

             

            攻:高瀬琉生(たかせ・るい)

            るい

            希央の二つ上の大学の先輩。百人に聞いたら百人が「かっこいい」と評するような、くせのない美形。面倒見がよく、友人を大切にしている。人脈が広い。大学時代から希央は気になる存在だったが、希央のガードが固く、誰が相手でもフラグをへし折る勢いだったので、特別親しくなることはなかった。飲み会で再会した希央が傷つき弱っていることに気づいて、ほうっておけずに同居を持ちかける。

            恋人にかぎらず、友人でも「好きな相手」はとことんかまいたいタイプ。苦手なことがなく、なんでも人並み以上にできてしまうが、本人的には「これだけは下手でも譲れない、寝食を忘れて没頭してしまう」みたいなものがないのがひそかなコンプレックス。幼馴染みの王子谷とは、以前はスポーツなどで張りあったりもした仲。ファッション、建築、アートなど、どれもデザイン性の高いものが好き。

            祖父が外国人で、淡めの髪や緑がかった目の色は生まれつき。

             

             

            こんな感じの二人の恋物語です。

            以前、一番最初の発刊のお知らせでも書いたのですが、キャラクター的には、希央は『キャラメル味の恋と幸せ』のマウロが似ているかなと思います。マウロが3分の2、残りの1/3は『愛されオメガの幸せごはん』の灯里と『狼だけどいいですか?』と奈々斗をちょっとずつ足した感じでしょうか。

            高瀬先輩のほうは、『銀色きつねは愛されアルファ』の吉見、『はじめて男子の非常識な恋愛』の木野内を足して2で割って、そこに『夏の雪』の喜雨成分をふりかけた、みたいな感じじゃないかなと思っています。

             

            一見軽やかだけど愛情深くて面倒見のいい攻と、過去のことで心に傷があるけど一生懸命生きていて、人を気遣うタイプの受、という組み合わせです。

             

            まるっきり完全な現代もので、ファンタジックな要素は皆無なので、華やかで設定の多い作品に比べると地味かもしれないなあ……と思ったりするのですが、私たちと同じ世界に生きている二人、というつもりで書いたので、細かなところでも、「あるある」と思っていただいたり、にやっとしていただいたり、身構えずにゆるっと楽しんでいただければ幸いです。

             

            ご予約ができるネット書店さんも増えましたので、改めてリンクしておきますね。

            よろしければ予約もご利用くださいませ。

             

            コミコミスタジオ 通常版(小冊子つき)

                     アクリルコースターつき(小冊子もつきます)

            アマゾン

            honto

            楽天ブックス

            honyaクラブ

            セブンネット

            ホーリンラブブックス(イラストブロマイドつき)

             

             

             

             

             


            『共鳴するまま、見つめて愛されて』特典まとめ

            2023.02.07 Tuesday
            0

              あっというまに2月も7日。

              新刊『共鳴するまま見つめて愛されて』(カクテルキス文庫/絵:北沢きょう先生)の発売日まで、あと10日となりました✨

              特典情報が出揃いましたので、まとめてお知らせいたします!

              共鳴するままカバー

               

              🎁特典1🎁

              初回限定ペーパー/「きみには敵わない」

              ライハーン(攻)視点のSSです。こちらは初回搬入分すべてに付きますので、どちらの書店様で購入していただいても封入されています。幸せ感強め。

              ご予約・ご購入は下記からどうぞ。

              honto

              アマゾン

              楽天ブックス

               

              🎁特典2🎁

              コミコミ限定SSカード/「ライオンはもっと愛したい」

              羨(受)視点のSSです。表側が北沢きょう先生による美麗なカバーイラスト、裏面がSSのポストカードです。

              短めですが甘々。

              コミコミさんでご購入の場合に付属します。なので、コミコミさんでだと2種類SSが読めることになります。

               

              ご予約、ご購入はこちら

               

              🎁特典3🎁

              アクリルコースター/有償特典

              コミコミさん限定の有償特典として、アクリルコースターをご用意していただきました!

              通常版より高くはなりますが、北沢先生のイラストがアクリルコースターになって飾っておけますので、集めてる方とか、北沢先生ファンの方はぜひチェックしてみてください!

               

              ご予約・ご購入はこちら

               

              🦁WEB企画🦁

              恒例企画ですが、ツイッターでハッシュタグつきの感想を募集します!

              「#共鳴するまま見つめて愛されて」とタグをつけてご感想をツイートしていただければ、リスインの上限定SSにご案内いたします。

              SSのタイトルは「日々はすべて愛に満ち」です。

              羨(受)視点の後日談で、甘々と幸せをふんわりまとめた感じのお話。

              ツイッターでも告知しますので、詳しくはそちらをご覧くださいませ。

              ツイッターがどうなるかがちょっと心配ですが、一応今回はいつもどおりに、ぷらいべったーを使用する予定です。

               

              こんな感じで特典もいろいろございますので、

              2月17日の発売日に向け、ご予約していただければとっても嬉しいです!

              溺愛キングな攻さんと、いじっぱりな強がり受さんの、甘くて優しくて心が癒されるようなお話になっていると思います。

              二人が寄り添い愛で結ばれるまでを、楽しんでいただけたら嬉しいです💓

               

               


              『泣けない竜は愛を捧げる』キャラ紹介

              2022.05.27 Friday
              0

                おはようございます! 今日は朝更新をしております。

                 

                発売まであと1週間と迫ってきた『泣けない竜は愛を捧げる』(白泉社刊/イラスト:yoco先生)、今日はキャラ紹介をお送りしたいと思います。

                あわせて、物語世界のご紹介もいたしますね。

                 

                今回の素敵なカバーイラストは切り分けが難しいので、もう一回カバー絵を貼ります。

                 

                泣けない竜カバー新

                 

                まずは物語世界。

                舞台:

                昔々、あるところに……の雰囲気で、どこか遠くの世界。

                主人公たちが住んでいるのは「ガーネリア王国」。周囲を山に囲まれ豊富な宝石資源に恵まれた国です。宝石関係の職人が多いだけでなく、豊かな分だけ音楽や詩の文化も発達しています。

                国を囲む山々の中で、東西南北にはそれぞれ大きい山があり、東はジオム山、西はアプフェル山。南はガーネ山(一番高く、竜が住む)、北はシャープール山。このうちシャープールだけは宝石が取れず、北部は国内でもっとも貧しい地域。

                首都ハーカウェイは「宝石の街」と呼ばれ、色彩豊かに彩られた大聖堂、青の宝石で飾られたお城が有名。街も、貴族たちが住むあたりは青と白で美しく整備されています。対して旧市街は昔の面影を残しています。ガーネ山の裾野にあるため、坂や階段の多い風情のある街。

                 

                竜族とは:

                竜は宝石の守り神として、かつては信仰の対象でした。しかし、国が豊かになるにつれてその神聖性を失い、大きな戦争を機に祀られることもなくなり、逆に厄介者のような存在に。竜族側も「宝石を守る存在」という自負と、人間よりも優れているという優越感があるため、神聖な我々を崇めない人間など、という見下しと怒りがありました。きちんと崇めて捧げものをするならば危害は加えないが、人間(妻)も食料(宝石)もよこさないならば報復する――それを繰り返すうちに人間と竜族の溝は深まってしまいました。

                現在の竜族はガーネリア国民にとって、怖くて厄介な化け物だが、一方では宝石のためにはいなくてはならない存在「かもしれない」という微妙な扱い。畏怖の念と嫌悪が入り混じる存在です。すごく信じているわけではないけれど、なんとなく手出しできない感じ。

                十五年前の噴火事件のあと、残った竜は眠っているとも言われるし、もう絶滅したと言う者もいます。そのなかで、急に頻繁な竜被害が出はじめ――というところから物語がスタートします。

                 

                続けてキャラクターもご紹介しますね。

                 

                ルートヴィヒ:受/もうすぐ二十歳。

                竜族の最後の生き残り。人の姿になることもでき、淡い金髪に翠色の瞳。身長は低めで華奢で、竜の姿のときも普通より小さい。全身淡い金色で、顎の下の逆鱗だけが紅色。涙や血液など体液は、排出すると宝石に変じる。

                竜は個体としてオスしか存在せず、人間から伴侶をめとって繁殖するが、オスでも子供をうむことができる(生殖機能としては雌雄同体)ので、伴侶は男性でも女性でもかまわない。男性を伴侶とした場合、竜は卵をうむ。

                ルートヴィヒは竜が父、母が人間。

                先祖の残した機械人形の召使いたちに囲まれ、ガーネ山の洞窟(竜族の城)で一人で生活している。ガーネ山は竜のすみかとして、王家とは不可侵の契約が結ばれており、古の力で守られているため、人が立ち入ることはできない。

                寂しがり屋の優しい性格で、一度も街に降りたことがないので極度の世間知らず。健気で自己犠牲的。控えめ。

                宝石しか食べることができず、人間と共通で口にできるのは水やお茶など飲み物だけ。洞窟では毎晩「宝石ジュース」を飲んでいる。

                 

                エリック:攻/二十五歳。

                北方シャープール山にある村の生まれ。十五年前の竜の襲撃により家族をすべて亡くす。

                ガーネリアには珍しい黒髪と灰青の瞳。身長は175センチ程度、細身で端正な顔立ち。昼間は、無名作家の絵画や美術品を「有名」とか「将来有望」などと言って金持ちに売りつける、詐欺師まがいの仕事。夜は悪徳な貴族や聖職者、商人などの家から不正に貯めた金や宝石を盗み出し、庶民に配る義賊をやっている。

                家族を殺した竜を憎み、復讐のため、十五年間次の竜の出没を待ち続けていた。

                「あるべきものをあるべき場所へ」がモットーで、受けた恩は返す、恨みは晴らす、という信条を持つが、普段は物静かで淡々としている。

                国王であるベルナーとは、十一年前に一度出会っており、そのときの恩を返すために、ベルナーの頼みを引き受ける。

                もともとは家族思いで、弟や妹のことをとても大切にしていた。長男気質で、つい無自覚に他人の面倒を見てしまう傾向がある。

                 

                ベルナー:サブキャラ1/若き国王。二十八歳。

                ガーネリアでは一般的な、金髪&琥珀色の瞳。無能な父から位を継ぎ、政を牛耳るモスウィックに対抗しようとしている。快活な美丈夫で、有能だが外見が朗らかでのんびりしているので、一見おばかそうに見える。竜族に対しては好意的。

                度重なる竜の「襲撃」を怪しんでいる。

                 

                モスウィック:サブキャラ2/大神官長。

                痩せて慇懃無礼な老人。ベルナーの父の時代には、政治に興味のない王にかわって、実質的に国を支配していた。竜信仰を馬鹿にしており、教会の権威を高めたいと考えている。金儲けにも余念がなく、宝石を生み出す竜も金づるだと思っているし、ガーネ山も発掘したいと考えている。

                 

                ピピ:サブキャラ3/機械人形

                ルートヴィヒに仕える4体の機械人形をとりまとめる、執事のような存在。かつて竜族が栄華をほこった時代に、不思議な力によって作られた。長いこと存在していることもあって物知りで、ルートヴィヒにとっては世の中のことや竜族のことを教えてくれる先生でもある。身長は100センチほど、陶器の頭にブリキの身体(召使らしい服をちゃんと着ている)。

                 

                ドーリス:サブキャラ4/修道女

                首都ハーカウェイで、年若いシスターのリマとともに孤児院を営む。年配の女性で、かつてエリックが子供の頃、食べ物を恵んであげたことがある。西方にある職人の街出身。おっとりしていておだやか、古き良き習慣を尊ぶ、みんなのおばあちゃん的存在。エリックは今も定期的に支援をしている。

                竜を恐れてはいるが、神聖だとも思っている。

                孤児院は街で続いている竜の被害のため壊れてしまった部分がある。

                 

                キト:サブキャラ5/孤児

                ドーリスの孤児院で暮らす元気な少年。人参が嫌い。東のほうの街出身だが、家族を全員なくしている。人懐っこく、ちょっぴり生意気だが面倒見がよく、竜の被害で家族を亡くして孤児院に来た、幼いミーシャのことも可愛がっている。子供たちのリーダーを自認し、ルートヴィヒにもすぐ心をひらく。

                 

                 

                ざっとこんな感じでしょうか。名前が出てきて存命のキャラはひととおりご説明いたしました!

                 

                ちょっとわかりにくい部分もあるかと思いますが、読んでいけばそんなにややこしくはない世界観とキャラクター相関図です。

                今見返したら、プロットには、微塵も使わなかった細かい設定がいっぱいあって、遠い目になりました。なんでこんなに……書いてしまったんでしょう……(担当様には申し訳ないです)。

                よく飲まれるお酒の名前とかいらないよ!(笑)

                 

                本のご紹介のたびに言っている気がしますが、今回も、私の好きな雰囲気をたくさん集めたお話です。

                宝石を含めた鉱石、と聞くとときめかずにはいられないし、宝石ジュースはもちろんナルニアリスペクト。古から主をうしなってもひっそりと生き続ける機械人形は悲哀とロマンの塊ですし、「竜」、しかも最後の生き残りというワードにはたまらない魅力を感じます。体液が宝石になる、というのも定番で最高ですよね✨

                そんな胸踊るキーワードとともに、お送りする『泣けない竜は愛を捧げる』は、一言で説明すると、憎まれる存在になってしまった竜のルートヴィヒは、自分は恋も叶わないのだと諦めながらも、大好きな人間へと愛を捧げる……という感じのお話です。

                 

                どうぞ楽しく、物語世界を旅するような気分で読んでいただけたら嬉しいです!

                 

                一部内容が重複する部分もありますが、もっと読みやすい(と思う)コミコミさんでのインタビューもございます!

                本日27日より公開なので、そちらもぜひ、ご覧になってくださいね。

                いろんな質問に答えさせていただきました!

                 

                ご予約は……

                📗コミコミスタジオ(小冊子つき)

                📗ホーリンラブブックス(ペーパーつき)

                📗アニメイトオンライン(ペーパーつき)

                 


                『図書塔うさぎ』キャラ紹介

                2022.04.21 Thursday
                0

                  こんばんは!

                  本日は、発売が迫ってきた『図書塔うさぎの一途な恋』(リンクスロマンス/絵:古澤エノ先生)の、キャラ紹介をお届けします!

                   

                  主人公になる受と攻だけでなく、主要なサブキャラクター、そして世界観も簡単にご紹介したいなと思いますので、少しでも作品世界、そしてキャラたちに興味を持っていただけたら嬉しいです💕

                   

                   

                  ではでは、まず主役二人から!

                   

                  受:チカ(18歳)

                  チカキャラ

                   

                  垂れ耳うさぎの獣人。明るい茶色の髪に青緑色の瞳。ふんわり可愛らしい外見。

                  素直で健気だが、とても一途で、こうと決めたら貫くだけの意志の強さがある。

                  書物を探すことが得意な「うさぎ」で、その中でも能力に長けている。出生に秘密があり、ポルトカレ王国の図書塔で、セザールに育てられてきた。書物をたくさん読んでいるので知識はあるが、実際には塔から出たことが一度もない世間知らず。

                   

                  攻:セザール(37歳)

                  セザールキャラ

                   

                  長い銀の髪に青い瞳の、氷の神のような外見。

                  プライドが高く不器用。一途で執着愛の人だが思いつめやすいので、暴走もしがち。

                  子供の頃から、誰も読めなかった書物を読み解くなど天才で、異例のはやさで読書士になり、フレデリコ王(当時は王子)の学友として王宮づとめに。わけあって図書塔に引きこもった今も、国の内外で名を知られた読書士である。

                  現在の身分は読書士長。

                  チカを溺愛して育ててきたのには理由があり……。

                   

                  【サブキャラクターたち】

                  国王:フレデリコ(45歳)

                  ポルトカレ王国の王。穏やかで優しい、真面目な人。以前はセザールとも学友として親しかった。亡き王妃とのあいだに息子と娘がひとりずついて、娘は嫁ぎ、息子がいずれ王位を継ぐはずだったが、病気で亡くなってしまう。

                   

                  守護士:デオダート(25歳)

                  武力で護る仕事をする人々をまとめて守護士と呼ぶ。

                  危険な場所に赴く読書士を警護する「守護士」と、国/街の警備を担う守護士とがいる。

                  黒髪黒目の、まっすぐで誠実な男性。国王の息子エンリケとは乳母兄弟であり、読書士でもあった彼の守護士をつとめていた。フレデリコからも息子のように可愛がられている。物語の冒頭より、チカとセザールの守護を担当する。

                   

                  学者/恩師:オラーヴォ(不明/老人)

                  発掘された本をもとに、専門的な分野にわかれて研究や発明をする学者の一人。フレデリコ王、セザールを教えた先生。

                  温厚で物知り、教え子たちが困っているときには助言を与えたり、そっと手を差し伸べたりする。

                  もじゃもじゃのひげと髪。

                   

                  【舞台設定など】

                  ・世界

                  7つの大きな島にわかれていて、どの島もその大半を森に覆われている。わずかな平地を中心にそれぞれ王国が築かれているが、各国が所有する領土の森以外に、どこにも属さない森もたくさんある。

                  森の中には木々に隠された「旧世界」の建物の残骸や、奇跡的に一部が残った建物などがあり、そうした遺跡には貴重な資料が眠っているため、多くの場所で「読書士」が資料を読み解いたり、探したりしている。

                  チカたちの住む図書塔も、そうした重要な遺跡のひとつ。

                  舞台となるポルトカレ王国は「五の島」にある。

                  一番大きい島は「二の島」。危険が多いと言われているのは「六の島」。

                   

                  ・読書士、書記士、読書士長

                  読書士は発掘や書物を読む仕事、書記士は新しく書物を作成する仕事。書物に関するこの二つの職業の人間をとりまとめているのが読書士長。ポルトカレでは六人の読書士長がいる。本来ならば、その上に「大読書士長」という職級があるが、現在は不在。

                   

                  ・書物

                  旧世界の遺物とされ、さまざまな知識が眠る。なかでも「礎の書」と呼ばれる十三冊には世の理の基本がおさめられていて、人々を目覚めさせたと言われている。いまだに読み解けない書物や、読めても現在の世界では使えない技術知識が書かれた書物もある。

                   

                  ・うさぎ

                  本能的に書物を探し当てられ、古語のうちのいくつかは読むこともできる、旧世界の生き残りと言われている種族。通常は読書士とパートナー契約を結び、書物探しを手伝う。

                   

                  ===============

                   

                  以上、ざざっとプロットから抜き出してみました。

                  おもに私の趣味と夢と希望を詰め込んだ(笑)世界の中で、健気で一途な受と、天才故にすべての意思が強固な攻という、想う力が強い同士の、意外と破れ鍋に綴じ蓋カップルな二人になっております😊

                  セザールの独白(日記という設定)があいまに挟まりながら、チカの視点で展開していくお話なので、いろんなシーンを「もしかして……?」などと思いつつ読んでいただけるのではないかなと思います。

                   

                  チカはタイプとしては、『箱庭のうさぎ』の響太、『もふもふ雪神さまのお嫁入り』のユキと同じ系統かなと思います。

                  セザールは溺愛攻として今まで書いたことがないタイプの攻だったので、とても楽しかったです。

                  そのあたりも楽しんでいただけて、気に入っていただけるといいのですが……「面白かった」と言っていただけるよう、こっそり祈願しておきます✨

                   

                   

                  『図書塔うさぎの一途な恋』は、

                  リンクスロマンスより、イラストが古澤エノ先生で

                  4月28日に発売です!

                   

                  図書塔表紙

                  ご予約お待ちしております!

                   

                  コミコミスタジオ

                  honto

                  ホーリンラブブックス

                  アマゾン

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  『僕は王様おまえは下僕』あらすじとキャラ紹介

                  2022.03.20 Sunday
                  0

                    3月24日頃発売の『僕は王様おまえは下僕』(シャレード文庫/イラスト:一夜人見先生)、今日はあらすじやキャラクターについてご紹介したいと思います💕

                     

                    僕は王様表紙スクショ

                     

                    まずはあらすじから!

                    *.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚

                    「ねえ瑛介さん。俺の王様になって」

                    ――帰国した瑛介が出会ったのは赴任先のフランスで出会ったモデルで俳優の町谷花南。自分のSub性を認められず特定のパートナーがいない瑛介は、ニュートラルが相手ならと流されるまま彼と一夜を過ごすことに。ところが花南はDomで、瑛介は初めてSubの官能を経験してしまう。「コマンドは尽くすためですよ――限界まで気持ちよくなってもいいんだって、安心してもらうために」年下Domからの奉仕志願ともいえる求愛に、甘い葛藤が瑛介を責め立てて……。

                    尽くしたい度★★★★★のDom/Subユニバース✨

                     

                    *.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚

                     

                    ……という感じのお話!です💖

                     

                    現代が舞台なので、ファンタジーはあんまり得意じゃないよーという方にもおすすめなのと、久しぶり(でもないかな?)にすっごくHの回数が多く、どれも大事なシーンになっていると思うので、濡れ場好きな人にも楽しんでいただけるかなと思います。

                    今回、受の瑛介は「口」が性感帯なのです!

                    感じてしまう雰囲気がちゃんと伝わるといいのですが……。

                     

                    お話としては、過去作だと『僕の犬のドSなご奉仕』が一番近いですが、攻のタイプとしては、城田と沖津(銀色きつねは愛されアルファ)を足して2で割り、高宮(執着チョコレート)の成分をふりかけましたみたいな人になっていると思います。

                    受は由鶴に幌置(あなたが食べるその日まで)をまぜた感じでしょうか。

                     

                    キャラクターの詳細もご紹介しますね。

                     

                    👑受/神奈木瑛介(かんなぎえいすけ)

                    瑛介キャラ紹介

                    9月6日生まれの29歳。クール系の涼しげな美人で、オーガニックコスメを扱う会社(フランス本社)のPR部門に勤務。

                    語学が堪能で三年前から本社で働いていたが、上司との恋仲がこじれたせいもあって帰国。

                    セックスの最中、気持ちよくなると泣いてしまうというコンプレックスがあると人には説明しているが、本当はSub。だが認めたくなくて、ニュートラルだと思おうとしている。Subであることを隠そうとするあまり、家族や友人にも壁を作ってしまい、親しく振る舞えない。大学の先輩の玉木には、ゲイ仲間として、唯一少しだけ本音を漏らせる。

                    SubなのにDomとプレイしたことがないため、日常的に体調不良をかかえており、意思の力と根性だけでどうにかしている状態。周囲には「意外と病弱」と思われている。プライド高めで、人に頼られるのが好き。口の中が性感帯。

                     

                    🐶攻:町谷花南(まちやかなん)

                    花南キャラ紹介

                    25歳。子供の頃フランスで過ごしていたことのある俳優。男性的だがくせのない顔立ちと色っぽい眼差しの持ち主。瞳は「アースアイ」で複雑に色が混じっている。モデルとしても活躍していて、瑛介の従弟・楓とは顔見知り。三年前に空港で手助けしてくれた瑛介を一目で気に入り、以来瑛介を自分のパートナーにしようと準備を進めてきた。

                    仕事柄Domであることは非公開で、普段は完璧に隠していてニュートラルにしか見えない。

                    爽やかそうに見えて執着攻め。こうと決めたら諦めず追いかけていくタイプ。気に入った相手にはとことん優しいが、興味がない相手には徹底して冷淡。他人をコントロールしたり、世話をしたりするのが好きな生粋のDom。

                    作中では出ませんでしたが7月9日生まれ、かに座。

                     

                     

                    こんな感じの二人でお届けします!

                    花南の好き嫌いがもしかしたらちょっと人によってわかれるかなと思うのですが、楽しんでいただけますように……!

                     

                    一夜人見先生のイラスト、カバーがごらんのとおりとても素敵なのですが、口絵はお気に入りのところを描いていただけたので絶対見てほしい!と思っていますし、本文イラストも、1枚目から空気感があって素敵です😊 すっごいえっちなところもあるので……そこもぜひぜひ、楽しんでいただきたいです💕

                     

                    ご予約もまだ間に合いますので、書店さんで見つけにくい場合やお忙しい方は通販もどうぞ。

                     

                    🎀コミコミスタジオ(特典小冊子がつきます)

                    通常版

                    アクリルコースター付き

                     

                    🎀アマゾン

                     

                    🎀honto(書店受け取りもできます)

                     

                    🎀ホーリンラブブックス(イラストブロマイドつき)

                     

                     

                     

                     

                     

                     


                    『キャラメル味の恋と幸せ』キャラ紹介

                    2021.12.06 Monday
                    0

                      こんばんは!

                      本日は『キャラメル味の恋と幸せ』のキャラ紹介をお届けします。

                       

                       

                      まずは攻めキャラ!

                      👑ジャック

                       (でっかく載せてみました……💕)

                      設定:プラチナブロンドに金色の瞳。まつ毛が長くて色っぽい。街でも有名な遊び人貴族で、女性とのつきあいが多いらしいがすぐ別れてしまう。貧しい者には親切で、よく市場で買い物をしては子供たちに差し入れしてくれる。人当たりがよく優しく、街の人からも好かれているが、実は「人を好きになる」という感覚がわからず、今までは家族ですら愛したことはない。誠実で貴族の義務をきちんと果たすのは、子供の頃に死んだ妹を模倣している。

                      マウロのタフィーを気に入って屋敷に招くが、マウロの「ほかの人とは違うところ」に気づいて惹かれていく。実は王子。

                       

                      受けさんは、

                      🐿マウロ

                       

                      設定:茶の髪に濃い茶色(キャラメル)色の瞳を持つリスの獣人。リスの獣人は北のほうに住んでいるため、ノーチェの街では珍しい。とある理由で罪人であるという焼印をおされて故郷を追い出され、放浪の果てにノーチェに辿り着き、現在は市場で手作りのキャラメルタフィーを売りながら、宿屋の雑用係をして暮らしている。森の中の家に一人暮らし。家族はすでに全員亡くなり、友達もいない孤独な身。焼印があることにくわえ、獣人の身分が低い世界のため、いつも小さくなって暮らしていて、街の人に受け入れてもらおうと、なんでも引き受けてしまいがち。人に憎まれたり嘲笑されるのに慣れすぎて、好意には鈍感だし、受け入れることに躊躇いがある(好かれてるはずがない、と思い込みがち)。尻尾と耳に感情が出る。健気な頑張り屋さん。キャラメル味が一番好きなので、いつかタフィーのお店をひらくのが夢。

                       

                      このほか、サブキャラで、ジャックの従者のサラディーノ(けっこう逞しいけど丁寧語でしゃべる苦労性)、カシス(市場のちゃきちゃき娘。マウロと唯一親しくしてくれる人間)などが出ます😆

                       

                      舞台はどこか遠い世界。

                      マウロの故郷は北のほうにあるウェルデンという国で、さらにその北は危険の多い凍土の国になっていて、リス獣人たちの住む森はウェルデンと凍土の国の境にあります。

                      故郷を追われてたどり着いたノーチェの街は、ヴァルヌス王国という、豊かで比較的のんびりした国。海沿いにあり、貿易が盛んだが、国土が広いので農業も盛ん。文化的にも進んでいる。ノーチェは首都で港町ということもあって商人や旅人も多く、人の出入りが激しいので、よそものには比較的寛大。そのため獣人に対する差別もほかのところよりはゆるめだが、それでも地位は低い。

                      ノーチェに住んでいる獣人はきつねや犬、猫、うさぎなど。

                       

                      この世界の獣人/世界各地にいる、獣の特徴を備えた人たち。その特徴の出方はさまざまで、基本的には人型に耳尻尾つきだが、獣の外見が強く出る種族などもいる。繁殖力も強く、人間とのあいだだと男女を問わずに妊娠することができる。異なる種族の獣人同士でも生殖は可能。種族(狼や熊など)によっては人間よりも体力があるため、恐れられていたり、奴隷のように扱われる国もある。

                      人間と獣人なら人間のほうが多い。現在はお互いに共存しているが、ほとんどの国では人間のほうが優れている(獣人のほうが身分が下)という扱いをされている。

                       

                      ♥・*:.。 。.:*・゚♡・*:.。 。.:*・゚♥・*:.。 。.:*・゚♡・*:.。 。.:*・゚♥

                       

                      ……という感じのお話です!

                      とにかくマウロの身の上が可哀想なのですが、そんなマウロが愛を知らない王子に出会って愛されていくお話です。

                      生い立ちとこれまでの経験から、「まさか僕がジャック様に好かれるなんて」「やっぱりジャック様だってほんとに僕を好きなわけじゃない」みたいになってしまうマウロですが、ちゃんと結ばれるので(笑)どうぞ最後まで、見届けていただけたら嬉しいです。

                      可哀想な子が幸せになるのは何回書いても大好きだなと再確認したお話なので、同好の士に楽しんでいただければ幸いです!

                       

                       

                       

                       

                       



                      calendar

                      Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
                           12
                      3456789
                      10111213141516
                      17181920212223
                      24252627282930
                      31      
                      << March 2024 >>

                      ご説明

                      葵居ゆゆ/aoi yuyu
                      小説を書くお仕事。主にBLを書いてます。
                      初めておいでの方は「はじめに」エントリをご覧ください。
                      ご連絡などありましたら「はじめに」記事かプロフィールページから、メールフォームをご利用ください。

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      • 新刊予定「青の王と深愛のオメガ妃」発売のお知らせ
                        葵居
                      • 【8月25日更新】同人誌電子版追加状況
                        葵居
                      • 新刊予定「青の王と深愛のオメガ妃」発売のお知らせ
                        ノア吉
                      • 【8月25日更新】同人誌電子版追加状況
                        ふーか
                      • 10月10日J庭50のお知らせ
                        葵居
                      • 10月10日J庭50のお知らせ
                        はちこ
                      • 8周年を迎えました
                        葵居
                      • 8周年を迎えました
                        ひろみち
                      • 『黒豹王の寵愛マーマレード』おまけSS
                        葵居
                      • 『黒豹王の寵愛マーマレード』おまけSS
                        レスリー

                      links

                      profile

                      書いた記事数:821
                      最後に更新した日:2024/03/12

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM